春日大社 御田植神事

 
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奈良の春日大社御田植祭を見ました。
春日大社では3月13日に春日祭が行われ、東大寺のお水取りと並んで、奈良に春を呼ぶ行事と言われていますが、その春日祭のすぐ後の15日午前11時から行われるこの御田植祭もまた、春と共に田植えをして五穀豊穣を神に祈るという神聖な行事です。
この祭は、平安末期の長寛元年(1163)より続く神事で、 田主、神楽男、八乙女が若宮神社前南庭でお祓いを受けてから、本殿前の林檎の庭・榎本神社前・若宮神社前の3か所で田植えの様子を表現した舞を奉納します。古式床しく、美しい舞いでしたが、まだ早春の春日大社内はかなり寒く、本当の春が待ち遠しい感じがしました。